NHKおはよう日本にて、ライドシェアが特集されたので、少し書いてみる。

今朝(3月29日)のNHKおはよう日本で、「”ライドシェア”暮らしはどう変わる?」というタイトルで特集がありました。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
「ライドシェア」とは、いわゆる「相乗り」のことですね。
放送では、ライドシェアの最先端としてアメリカでのUBERの利用などが紹介されていました。
日本では、法律的な側面や、タクシー・バス業界などの公共交通機関への圧迫による雇用の喪失、といったことが懸念され、なかなか上手くサービスとして稼働していないのが現状ですね。
そこで、ウーバージャパンは、地方の交通事情の解決策として、ライドシェアを活用しては?ということで、京都府の京丹後市丹後町地区にて、地域の住民よるライドシェアサービスの実証実験を4月から開始するそうです。
放送では、実験前のお試し運行として、タクシー利用だと3000円くらいの距離を、約1200円くらいで、利用者を乗せていました。ドライバーは普段スマホも使わない、お寺の住職さん。
ウーバージャパンの担当者から、アプリの使い方などを教わりながら、無事送り届けておりましたよ。
こういったのを見ると、「やっぱ便利!」と思いますよね。

ところで、私たちは現在モノシェアという「個人間でのレンタルをマッチング」するサービスの事前登録キャンペーン中なのですが、モノシェアの先には、いろんなシェアリングサービスを企画・提供していくことを考えています。
そのひとつが、この「ライドシェア」。ライドシェアって、沖縄、とくに那覇市には向いているサービスだと思います。もちろん、先の法律面をクリアしなくちゃいけないことは確かなんですが、その効果は平成22年3月に那覇市が作成した「那覇市地球温暖化対策アクションプラン」にも、相乗りでの通勤・通学を提言していて、二酸化炭素の排出量削減や、交通渋滞緩和に効果が期待できるようです。なら、やっちゃえば良いのに・・・。って思うのですが、そこはやはりお役所。法的側面以外にも、公に公共交通期間の対抗馬をやるわけにもいかず。
しかし、そのアクションプランからも6年が経ちます。もういいのではない?

そこで、私たちはモノシェアのお客様も気軽にご利用いただけるライドシェアサービスを模索中です。そう、模索中・・・。まだしばらくお待ちくださいね。

そもそもライドシェアをやりたい!と思ったのは、3.11後、東北から那覇に避難してきて、就職活動の際、採用にならない理由に「自家用車がない」「免許が無い」といった、「なに、それ!」ってことがあると聞いたから。
あれだけの災害で、持つものも持たず来ているのに「自家用車がない!」とは。
漁師の方であれば、自動車よりも船を買うだろうし、環境によっては免許も不要な場合もあったでしょう。
それで就職できないのであれば、自分が通勤時にいくらでも乗せてあげる!と思ったのが、きっかけでした。残念ながら乗せてあげるのは、手はまわしてみましたが、実現しませんでしたが、国道58号線でヒッチハイクを良く見ていたので、個人的には乗せてあげることには、あまり気にならないですね。まぁ、全員がそういうわけでもないのも確かです。

そんなことで、モノシェアのあとはライドシェアを!と考えておりますよ。

NHKおはよう日本 特集“ライドシェア” 暮らしはどう変わる?
那覇市地球温暖化対策アクションプランは、こちら(PDFで、約2.5MBです)。

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